時代はコミュニティへ

AIが発展し、活躍する時代にコミュニティが注目されています。

コミュニティ:地縁血縁友情などにより自然発生した有機的な社会集団のこと。共同体組織。共同社会(ウイキペディア)

なぜ今からコミュニティなのか

家族や地域社会など、関係性がどんどん希薄になってきていると言われて久しいですが、AI時代には特に関係性が大切になってくるのはなぜだと思いますか。

 

人とのかかわりの中で育まれるのは、思いやりや気配りなど

相手があるからこそ生まれるコミュニケーションがあります。

データに気配りするというのはあまり聞きませんね

ロボットはデータの集積体と言えますが、反応が返ってくるものには

思いやりなどの感情が生まれます。

 

相手があるから反応しているように思いますが

自分がそうしたいから反応している

どんな自分になりたいのか

どんな環境にいたいのか

自分の感覚が反応しているということです。

 

どうせ生きるならこんな風に生きたいと

その想いが感情や行動になっていく

自分の存在意義に直結してきますね。

 

いま自分が望むコミュニティを選ぶ時代になってきています。

どんな生き方がしたいのか、受動的ではなく

主体的に自らその一員として機能していくこと。

 

自分が環境そのもの

一人だけ、自分だけの影響なんて大したことないと

思いがちですが、いやいや大きいのです。

一人ひとりがどんな感情で、どんな考えをしているのか

コミュニティに最も影響を与えているのが人間です。

自分の認識に責任をもっていけたらいい共同体がつくれますね。

 

 

 

 

 

 

Big Thinkで生きるとき

イスラエル歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏が書いた
「サピエンス全史」は世界で1000万部

「ホモデウス」は400万部売れている大ベストセラーです。

どちらの本も、人間が生きている視点を大きく広げて

歴史の脈絡の中から、今と比較して考えることができる

壮大なストーリーと言えます。

 

私たちは、モノや情報や多い中に生きて

今を生きるのが忙しくなってしまっていますが、

遠い昔や未来を考えることで

より今を鮮明に理解することができるようになる

とハラリ氏の本は教えてくれているのではないでしょうか。

 

今の時代を知るためには

カメラのレンズを歴史的に引いてみるような

広い視点でものを見ることでわかりやすくなります。

自分自身について知るためにも

引いてみることができればより理解しやすくなる

ということです。

 

自分とは何か、人間とは何か、存在とは何か

この宇宙があるから存在した。

では、この宇宙はどのように存在したのか

これらが一直線の疑問となってつながって

その答えを理解できないと、

真に自分を理解することはできないということになります。

 

こうしたBig Think、Big History

変化の激しいこれからのAI時代には

欠かせないといえます。

 

思想が重要な理由とは

思想が重要な理由は、

私たちは何のために生きるのか

どんな生き方ができるのか

この世界はどうなっているのか

などの、存在に対する追究に対して

考えの軸を持つことができるからです。

 

わけがわからないまま生きるのは不安になるし、

自分という存在に対して、何らかの意味や価値を

見出して生きたいと思うのは

人間であれば当然といえば当然のことです。

 

だから歴史的にも哲学者や思想家が追求し

それを社会に提示してきました。

思想家やと哲学者の違いは

人の生き方について、哲学の方が

事物の根源のあり方から考える点で

深く極めていると言えます。

 

そう考えると

今に続く知の巨匠たちが何を考えたのか

「宗教」や「構造主義」「ポスト構造主」などの

違いとは何か、どんな時代背景があって歴史の

の思想家や哲学者が提示してきたことは何かを

知ることは面白いですね。

 

自己肯定感を上げるには

自己肯定感を上げるにはどうすればいいでしょうか?
 
「私なんてだめなんだ・・・」と思っている人も多いのではないでしょうか。
 
そこで無理やり肯定感を上げるためにプラス思考になろうと思って、やっていたとしても本当の意味では自己肯定感は高まりません。
 
なぜなら、自分はだめだ・・・という感情レベルでの蓄積がされているので、その上に「自分はできる!」と思いこもうと思っても、無意識では解決されていないということなのです。
 
ではどうすればいいのでしょうか。
 
自己肯定感を本当の意味で高めるためには、まずは「ありのままの自分を受け入れる」ことが大事になってきます。
それね、と聞いたことがある人も多いかもしれませんが、それを実現するのはとれも大変なのです。
 
なぜかというと私はだめだという×から私はできる!という〇への変化は〇×という因果の中につかまれているわけです。
 
だとすると、いくら〇になろうと思ってがんばって〇になったとしても×になりたくないから〇になっている、〇になっていても×にいつなってしまうかわからない恐怖が無意識にあるのです。
 
だからその〇×の枠の中から抜け出すために「ありのままの自分を受け入れる」ということが大事になってくるのです。
 
ではありのままの自分を受け入れるためにはどうすればいいのか。
 
それにはいろんな方法がありますけれども、まず自分の内面に向き合うことが大事になってきます。

経験や体験には意味がない

今日はリライズ・ニュースのインタビューに行ってきました。

ダイアモンドメディア(株)を立ち上げ、ラクラシー経営

というティール組織のような組織形態にチャレンジしている

社長の武井浩三さんです。

(※ホラクラシーとは、社内に役職や階級のないフラットな組織形態のことを指します)

 

その経営はとてもユニークで、情報はすべてオープンで

社員みんなで決めていく。

社長や役員は選挙で決める、給料も肩書も自分できめる

働く場所、休みも自分で決める。

それを成り立たせるために必要なものもあるけれど、

今はすごく悩んでいるということでした。

 

何に悩んでいるのか?

始めに起業した会社が失敗したときに、一度「疑似的な死」

を経験していて、もう一度死ななければならない

時にきているということでした。

 

私も、それまでの経験や考えは、意味や価値あるものと思って

いろんなことにチャレンジして、経験を蓄積してきた

ある日、それらが無意味であることに気づいた時がありました。

 

認めたくないけれど、事実です。

その経験や考えがあるから、重く

無意識的に自分のこだわりが出てしまい

成長したくても思うようにいかない。

それを手放したときに、それまで以上のものが

入ってくる感覚がありました。

 

ところが、これが簡単そうで

何をどう手放せばいいのかわからないし

自分に自信があればあるほど難しいです。

今まで自分が必死にやってきたことは

無意味だったのかと思いたくないし。

 

体験や経験は大して意味がないことがわかる

のにとても時間がかかりました。

心が羽のように軽い状態で囚われない

それは究極の柔軟性であると同時に強さでもある

とわかったのは認識技術を理解してからでした。

実践しながら考える目標設定

行動しながら学ぶというのは、意外と難しいものです。

考えたことを実践しようとしてもなかなかうまくいきません。

それは、考えと行動が乖離しているからですが、

これを一致させるには

実践しながら考えるしかないということです。

 

わかりそうでわからないこの感覚は

スタート地点が重要です。

そもそも何を実践するのか何もなければ

行動が起きないから

行動するために目標を持つのではなく

好きなことは止められてもやってしまうというように

自然に行動してしまうように

自分を突き動かす

深いスタート地点に立つことが

必要な時代にきていると思います。

自己否定は成長のチャンス

敵は己の中にいる」とはよく言われます。

自分で自分の可能性をつぶしてしまったり

相手の可能性をつぶして、小さく見積もってしまい

恐れや自己否定、他者否定を常にもっています。

 

つい、それがいけないと思ってしまいがちせですが

そうではなく、

恐れや否定とどう向き合うのかが大切だ

と教えられたことがあります。

 

自己否定は成長のチャンス

自己否定は、今の自分を否定して

偽りの小さな自分ではなく

もっともっとでっかい存在だよと

常に気づくチャンスを与えられている。

そう思い込めばいいというわけではなく

本当の自分=真実」を理解することで

納得できる世界でもあります。

人間は真実にたどり着くために自己否定している

と言えるのです。

 

これを聞いたときに、確かにそうかもしれない

と思いました。

真実に自分に出会うためには勇気が必要でした。

なぜなら、今までの自分と決別する必要があるからです。

 

変わりたいと思っていても、

今の自分を手放す勇気がない人は

永遠に自己否定し続けながら

本来の自分と出会うことができない

新しい世界を受け入れるためには

自分の中にいる敵に勝つ勇気が必要

ということを身を以て感じます。